皆さんこんにちは!
トレンドクリエイツの奥村です(´•ᴗ•` )
今回は前回の続きで、
ティーチングとコーチングのメリット・デメリットを、それぞれの違いの観点から見ていきましょう!
<ティーチングのメリット・デメリット>
・一方通行的なコミュニケーション形態なので短時間で指導できる
・講義形式も作れて一気に大人数に教えられる
・理論から答えまでを一気に教えるので身に付けるのは受け手任せになる
・コミュニケーションが一方的なので受け手のモチベーションが上がりにくい
<コーチングのメリット・デメリット>
・基本的に受け手に自分で考えさせるため圧倒的に伸びる
・受け手に可能性が残っている限り無限大に伸び続け想定以上の成長が見込める
・双方向のコミュニケーションなので指導に時間がかかる
・それによりマンツーマンまたは少人数指導が基本の指導形態となる
・教え手と双方向で近い距離でコミュニケーションがとれるためモチベーションが上がりやすい
これらを踏まえて、どのような状況ならティーチングが向いていて、
どのような状況ならコーチングの方が適しているかを考えてみましょう!(^-^)
[ティーチングの方が向いているケース]
・受け手が完全な初心者や入門者の場合
→これは当然なのですが、完全な初心者や入門者レベルの方は仕事に関することは何もかも、まだ右も左もわからない状態です。
したがって最初は手鳥足取り教え、一通り教え終わってから自分でやらせてみる、というようなティーチング→コーチングへと切り替えるといいでしょう!٩(ˊᗜˋ*)و
・急を要する場合
→例えば、受け手の初心者営業マンが上司が横に付きながらの2連続商談があったとしましょう。
一発目の商談で上司はトークの流れにミスがいくつかあることに気付きました。
その後すぐに二発目の商談があるのに「●●くん、ここはどうだったと思う?」「ああそこはどう持っていけばよかったかな?」などと物理的にも心理的にも切羽詰まった状態でコーチングを行うとどうでしょう?
時間も限られてる上に余計なプレッシャーをかけることにもつながるでしょう。
ここでは、「今のは□□のところがマズかったから、次はそこ意識してみて!」とティーチングにてサッとヒントを与え、全部終わって後からコーチングにてフィードバックをすることで、上司と部下で一対一のコミュニケーションがとれて部下に考えさせることもできる、このような対応が適当かと思われます。
このような緊急のミスの処理や、他にもクレーム対応などの急を要するタイミングではスピード感のあるティーチングの方がよいでしょうദ്ദി^._.^)
[コーチングの方が向いているケース]
・受け手がある程度の知識・経験がある場合
→ティーチングの最大の難点は伸ばせる限界が明確にあるところです。
ティーチングでは理論的な点までしか伸ばすことはできませんが、
コーチングは受け手に自分で考えさせることから眠っているポテンシャルを引き出すことができます୧(๑•̀⌄•́๑)૭✧
したがって、受け手にある程度の知識・経験が身に付いてきたらコーチングでの指導を取り入れてみて、受け手に自身で考えさせて・行動させることでティーチングの限界を超えて伸ばすことができます!( ๑>ω•́ )۶
例えば先ほどの初心者営業マンを例にするなら、
「だいたいのトークは掴めたね。じゃあ、このトークをどう上手く持っていけばもっと成約をとれるか考えてみよう」と考えさせてみるとよいでしょう!
・受け手により大きな成長をさせたい場合
→ティーチングはコミュニケーションが一方的であり、
また、答えを教え手が教えることになる意味でも受け手の自主性や考える力が育たないという欠点もあります。
一方、コーチングは受け手に考えさせる意味でも自主性が育ち、受け手の中に存在する答えを引きださせて成長を促します。
ティーチングは答えが教え手にあり、コーチングは答えが受け手にある、というのが本当に重要なポイントです\_(・ω・`)ココ重要!
ここで考えてみてほしいのですが、学校の勉強って何かしらの模範解答があったかと思います。
しかし皆さんが社会に出て仕事をするようになってからは何か決まった答えというものはありましたでしょうか?(※ルーチンワーク・事務処理は除く)
ないですよね!_(:3 」∠ )_
結局は何かしら成果さえ挙げられれば評価されるので、その成果を挙げるために幾通りもの手法を考える必要があるのですm9( ・ω・)
よって、結局は自分で考えて成果を出すということが必要になってくるため、受け手に大きな成長を望む場合はティーチングよりコーチングの方が圧倒的に適しているということになるのです!!(๑•̀д•́๑)
(続き)
Comments